exhibition

捨象考

田島大介、迎英里子、 高山陽介、齋藤春佳

2015年10月24日(土)~2015年11月29日(日)
12:00 ~ 19:00(金・土は20:00まで)
火曜日休場

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何かにたどり着こうとする時、どの道を行くかより、

どの道を行かないかについて考えることで、

たどり着くべき何かが決まるだろう。

選んだのではない、選ばなかった結果こそが、

たどり着いた場所である。

そこにあることの事実よりも、

ないことのリアルさを内在していること、

それが作品と呼べる前提条件ではなかろうか。

選ばれなかったものたち、それらはけっして我々の前には現れない。

そこには何があろうとするのか。

ないものがある。

あるものがない。

それを「捨象考」と名付けてみる。



【展覧会内容】

2012年「大学絵画」、2013年「ノンジャンル(仮)」に続く、第3回大学間交流企画アキバタマビ21特別展。今回はゲスト企画者に関口敦仁(愛知県立芸術大学デザイン専攻教授)、中原浩大(京都市立芸術大学彫刻科教授)を迎え、小泉俊己(多摩美術大学絵画学科教授・アキバタマビ21プロデューサー)、日高理恵子(多摩美術大学絵画学科教授)の4人によって企画される展覧会。

 デジタルによる情報の共有。それらは時差もなく、しかも一斉に世界に立ち上がる。そのスピードは選択の余地すら与えることなくわれわれを覆い、自由な呼吸を遮断するかのようだ。しかしそんな時代だからこそ、われわれはその皮膜を破り、最小限の呼吸と選択の自由を確保しなければならないのだ。何かにたどり着こうとする時、どれだけの「捨てる」選択をしなければならないのか。残ったものたちは、捨てられなかっただけにすぎないのか。いや、どれだけ捨てることへの逡巡を抱えて来たか、その残像は必ず見る側に伝わるはずだ。

 それぞれの企画者が一人ずつ推薦した4人の作家の全く違う表現が出会い、反応し合いながら立ち現れる世界が、既存のシステムに取り込まれることなく、正統な逸脱者として(あるいは確信犯として)、あらたな構造を生み出すことが出来るのか、ひとつの実験の場としての展覧会である。


【企画・推薦者】

愛知県立芸術大学 関口敦仁

京都市立芸術大学 中原浩大

多摩美術大学   小泉俊己

         日高理恵子

 




【出品作家】

田島大介 TAJIMA Daisuke


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1993年 奈良県生まれ  

2015年 愛知県立芸術大学美術学部美術科彫刻専攻 卒業





迎 英里子 MUKAI Eriko 


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1990年 兵庫県生まれ  

2015年 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了




高山陽介 TAKAYAMA Yosuke 


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1980年 群馬県生まれ 

2005年 多摩美術大学美術学部彫刻学科 卒業

2007年 多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了





齋藤春佳 SAITO Haruka 


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1988年 長野県生まれ  

2011年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻 卒業




【イベント】


 

10月24日(土)

・16:30〜   「実践」迎英里子

・17:00〜18:30 トーク「捨象されるリアリティ」

         関口敦仁(愛知県立芸術大学デザイン専攻教授)

         中原浩大(京都市立芸術大学彫刻家教授)

         小泉俊己(多摩美術大学絵画学科教授・アキバタマビ21プロデューサー)

         日高理恵子(多摩美術大学絵画学科教授)

・18:30~20:00 オープニングレセプション


11月14日(土) 

・16:30〜   「実践」迎英里子


11月29日(日)

・15:30〜   「実践」迎英里子

・16:00〜17:30 アーティストトーク

         田島大介 迎英里子 高山陽介 齋藤春佳

         ゲスト:森 啓輔 氏 (美術批評家/ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)

※日程、内容は変更になる場合があります。詳細が決まり次第、アキバタマビ21のHPでご案内いたします。



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