exhibition

「そこまでは おぼえている」

池田拓馬、濵田路子、吉田理沙
2013年9月21日(土)〜10月27日(日)
12:00 〜 19:00(金土は20:00まで)
 火曜日休場 


【お知らせ】

出展予定のマツダアキコは、事情により参加を辞退することとなりました。
そのため、マツダアキコの作品、および同人ディレクションによるパフォーマンスは中止となります。誠に申し訳ございませんが、ご理解の程、宜しくお願い致します。
代替イベントの詳細が決定いたしました。
詳しくは【関連イベント】の項目をご覧ください。


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 いつからだったのか、その街では新しい高層マンションの建設が進んでいた。

新たに生まれ変わろうとするそこは、現実的で意欲的なエネルギーに満ち、かつてその場所に何があったのか、そこに誰が居たのかを思い出す手がかりは、すでに残っていないように思えた。


 私たちは日々の生活の中で一体どれだけのものを見聞きし、どれだけのものを忘れていくのだろう。毎日当たり前のようにたくさんの情報に晒されながら生きる私たちにとって、それらを上手に忘れていくことが、日常からはみ出さずに生きるひとつの術なのかもしれない。しかしふとした瞬間に感じる、前ここに何があったか思い出せない、どうなっていたか思い出せない、という感覚には、それが纏っていた空気なのか、そこに広がっていた背景なのか、微かな手がかりをたぐり寄せようとすることで、そこにあった「何か」を逆説的に顕現させる力がある。そしてその姿勢は、時間軸を越えて、私たちがまだ見たことのない未来を想像することと、さほどの違いはないのかもしれない。


 本展覧会は、人物、物質、場所といった表現モチーフの異なる作家が集まり、パフォーマンスを介してそれぞれの作品に「痕跡」を残す。私たちが日々を繰り返す中で、忘れ去ったもの、はじめから知らなかったこと、まだ知らないこと、これからも知り得ないこと。出会っていない人、出会うことのない人。世界を形づくるものが「在る」から「無い」に反転したとき、私たちは、何かを忘れていたことを思い出せるだろうか。





【出展作家】

池田拓馬
(Takuma IKEDA・2009年 東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了)

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濵田路子
(Michiko HAMADA・2012年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻版画領域修了)

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吉田理沙
(Risa YOSHIDA・2012年 多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了)

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【関連イベント】

オープニングパーティ

9月21日(土)18:00〜19:00


パフォーマンス

10月6日(日)17:00〜

一度完結した作品が佐々木諒によるパフォーマンスを介し変化することで、新たな見え方を提示します。


パフォーマー:佐々木諒

ダンス、アート、パントマイムをベースにし最近では役者としても舞台に立つ。


ギャラリートーク

9月29日(日)・10月20日(日)いずれも17:00〜

出展作家によるギャラリートークを行います。


◇トークショー

・「ここからはおぼえがないー時間、空間、状況」

10月12日(土)18:00〜19:30

ゲスト:梅津元(埼玉県立近代美術館主任学芸員/芸術学)

本展のテーマと出品作品を具体的な事例として、ゲストと参加作家がディスカッションを行います。「そこまではおぼえている」を起点に、時間の記憶、空間の記憶、状況の記憶をめぐる議論を深めながら、「ここからはおぼえがない」未知の領域へと迫ります。


・「"忘れている/憶えている"について」

10月19日(土)17:00〜18:00

ゲスト:吉川陽一郎(多摩美術大学非常勤講師)

鑑賞者が大きく介入する彫刻作品を作る吉川陽一郎氏をゲストに招き、参加作家とともにトークイベントを行います。






地図

・東京メトロ銀座線「末広町駅」4番出口より徒歩1分
・東京メトロ千代田線「湯島駅」6番出口より徒歩3分
・JR「御徒町駅」南口より徒歩7分
・JR「秋葉原駅」電気街口より徒歩8分