exhibition

「えんとつから しろいくも。 おんがくが かさなって いろもかたちもかわってゆく  あたたかい ふゆのにおい。」


 2012年11月23日(金祝)~12月24日(月・振替休日) 
 12:00~19:00(金・土は20:00まで) 
 火曜日休場 

Sulley、石川真衣、riya、山口菜摘、yuuco、高橋まき子、細井澄子



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 このたびアキバタマビ21では、多摩美術大学版画専攻出身の作家「Sulley」がコーディネートする展覧会を開催します。    
Sulleyは版画やコラージュの手法を重ねて寓話的な世界を作り出すことを特長とする作家です。さまざまなイベントでのライブペインティングやミュージシャンとのコラボレーションを数多く行うなど、領域横断的な活動を続けています。  
今回の展示では、「暖かさ」や「手触り感」を大切にしている仲間と、Sulley独自の物語を展開します。  インターネットからダウンロードをし、携帯で音楽を聴くことが日常化する中で、この展覧会では「暖かさ」や「手触り感」を体験して頂きたいと思います。    


 "寒い冬の朝に金色に染まる街や人、
 小さな息はまるで雲のようで、   
 「それぞれの家(個)」のえんとつからもやわらかい、   
 雲のような大きなゆげがあがっている。   
 そして外の世界にとびだし、溶け合って形を変えていく。   
 そしてそこに音楽が重なると、見えるものが変化する。   
 小さな奇跡。   
 もしかするとそこは、   
 子供と子供心を持ち合わせた人しか入れない世界かもしれない。"  


本展のタイトルは、こういったSulleyが思い描くイメージからつけられました。  
Sulleyはこのイメージとともに、7名それぞれの小さな想いを聞き、展示を構成します。  
また、作品展示だけではなく、会期中にシンポジウム、ミニライブ、ライブペインティングやワークショップなどを行い、ご来場の方々と複合的に「暖かさ」を共有したいと考えています。 



 【作家コメント】 
出品作家7名含め、シンポジウムの登壇者や音楽家も、普段なかなか"人間交差点"を持つ機会がないのではないかと思います。 また、普段あまりアートに関心の無い方や、触れる機会の少ない来場者の方も多いのではないでしょうか。 日本の美術教育のあり方への疑問という話になってしまうかもしれませんが、 たとえば、「わからない」や「自分は......」という様々な気持ち。 そういう気持ちも楽しむことができると考えます。 例えば、タイトルはなぜひらがななの?なぜえんとつなの?などの皆様の疑問は、 直接出品作家と交流を持てる機会である展覧会初日の11月23日(金・祝)に少しでも明らかになれば、と思います。 また、作家も交流を通じて見えなかったものが見えたり、何かのきっかけになったりするかもしれません。 写真家、文筆家、哲学者、音楽家、どんなジャンルでも表現者です。 今回の交差点を生む「12月8日」でも、 多角的な表現が一つの空間でアレンジされ見えて来たとき、 コラボレーションの本来の意味が現れてくるのではないかと思います。 シンポジウム、演奏、絵、を分けた時間にするのではなく、 音楽を聴きにきた人は目を使って聴き、絵を見にきた人は耳で絵を観る。 シンポジウムは「ほんものの表現」がテーマです。 演奏とライブペインティングは映像の色を1版目とし、直接絵の具で重ねる色を2版目として展開しています。 演奏者との関係はまさにセッションです。 12月23日(日)は「いろ」「おと」「ことば」による『遊び』をします。 遊びは人間の感性を磨いたり、頭を柔軟にしたり自由にします。 人間の力が表現に反映することもあります。 人は表現を使って人生を描いているのではないでしょうか? 少人数ではできない相乗効果によって、 自由なアートの力強さを「版表現」として展開したいと思います。 

Sulley 



 【イベント】

 ●レセプションパーティ 11月23日(金祝)18:00〜 

 ●ミニライブ 12月8日(土)
14:00頃〜201室 
○ Jahguidance ジャーガイダンス 
直本鉄平(piano)、池田致一(drums)、山口菜摘(bass) 多摩美術大学ジャズ研究会出身の、素朴で不器用な3人が、時を経て集まったインストバンド。柔らかくて正直、無骨でどこか甘酸っぱいサウンド。日常から得られる感覚を音に変えて発信しています。今回Sulleyのイメージや考えに共感、影響を受け表現する。自然の光が入り日常の景色が見え、今日という日の温度・空気を感じながら演奏できる場所を選んでいる。 「私たちは3人で1つの音であり、それぞれの人生観、人間性、持ち味が融合して出来ている『サウンド』。何かに特化した表現でなく、私たちだからできる一体感、世界観をできるだけナチュラルに表現したい。それが今回の企画の『体温』『つながり』『ほんもの』という言葉に繋がると思っています。」 http://jahguidanceband.com 


 17:00頃(シンポジウム終了後)〜201室 
○FREENOTE×Sulley 
現在SulleyがArtworks全般、グッズ等を手掛ける2人組ユニット。 サポートに(guitar)、(bass)、(カホン)の3名を迎え、Sulleyとともに映像を使ったライブペイントとミニライブを行う。

 ○ ザ・ラヂオカセッツ  
東京、吉祥寺在住の4人組ロックバンド。 懐かしくも新鮮な歌とメロディー、圧倒的なライブパフォーマンスを武器にして、精力的に活動中 2011年8月SUMMER SONICに出演。2012年タワーレコード主催のアーティスト発掘オーディション「Knockin'on TOWER's Door Vol.2」にて1,000組の中からグランプリに選ばれ、Knock up!レーベルより、タワーレコード5月のプッシュ・アイテム「タワレコメン」としてファーストミニアルバムをリリース。近年Sulleyコラボ「エコバック」販売 、映像ライブペイントとアコースティック・ミニライブ他、Sulleyの展覧会で演奏多数。 


●シンポジウム「ほんものの表現」 
12月8日(土)15:30〜(15:00開場)201室
ゲスト:佐藤興太郎、三村康仁、千葉智紹 

佐藤興太郎 
2011年CRUCE & Co.を設立。"Art In Life"という制作理念を掲げ、今迄の概念に囚われない物造りを目指す。ロスアンジェルスで独学でグラフィックワークを学び、現在はイタリアにて世界遺産絵画の修復を学ぶ課程の傍ら、日本で制作活動を始める。様々な異なる素材をブレンドする革新的な物造りをベースに、革や土、木、蝋、生地や地金等の素材を使用しながら各素材の加工も行う。音楽や宗教学、世界史、文化、ファッションや映像からインスパイアされたアイデアを日常生活の中にアートを落とし込んだ様な物造りを提案する。 www.cruceandco.com http://www.facebook.com/pages/CRUCE-Co-Art-Project-GMW/205587542831594 

三村康仁 
1964年香川県高松市出身、大阪在住。大阪芸術大学卒業後フリーの金属作家として数多くの内装を担当。その後広告会社勤務を経て大阪道頓堀Blue Nileのプロデューサーに就任。大阪初のクラブ、レストラン、ギャラリーの複合空間でのカルチャーミックスを成功させる。1997年、アート企画ユニットGATE OF DRAGONを結成。キリンプラザ大阪での日本初のクラブ系展覧会「UNDER GROUND EXHIBITION OF CLUB CULTURE」(6,000人来場)の成功をきっかけに外部ディレクターとして展覧会&オールナイトイベントを担当。その後、大阪エリアにおいては「御堂筋アートグランプリ」や「水都大阪2009」「道頓堀芸術祭」のディレクションやプロデュースを担当。近年、出身地である香川県に招聘されアートマネージメント講座の講師や香川県ギャラリーのプロデュースも手掛ける。また、レッテルアーツ実行委員会の副代表としてフェティシュアーティストやパフォーマーの活動の場「GEKKEI」の企画運営やAIDS/HIVの啓発ポスター展、日本で最もエンターテイメント性の高いライブペインティングチーム「EGGORE」のプロデュースをおこなっている。
 
千葉智紹 
ライブイベントSET YOU FREE代表。1997年にSET YOU FREEを立ち上げ年間150~200本ペースでイベント全国ツアーを行っている。15年間で2000本近くのイベントを開催。2013年からは海外進出予定。2006年にはプロレスデビューし現在も現役を続けている。2012年1月にバンディ日本代表スタッフとしてカザフスタンにて開催されたバンディW杯に参加。また高校野球マニアとして2004年より甲子園を春夏9年間皆勤し観戦試合数は年間200試合を超える。その他沢山の経歴をもち本人も自分の説明に困っている(笑)。 setyoufree.biz


 ●「絵本を持って集まろう!」即興読み歌いによる『いろ』『おと』『ことば』の遊び 
12月23日(日祝)13:00~ 1時間程度を3回程 

Gosuke(guitar・vocal)、吉田泰子(カホン)、Sulley(絵)、言葉(みんな) 絵本や文章を即興で読み唄い、絵にする参加型の企画。好きな文字や文を持ってきてね! (なくても参加出来ます。)



 【出品者】 

○Sulley

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版表現 
多摩美術大学大学院絵画専攻(版画)修了 

コラージュ、版画、イラストレーションなど、様々な手法をとりいれた作風が特徴的なアーティスト。今回のアキバタマビでは代表・企画者。 版画やコラージュの手法を重ねて寓話的な世界をつくりだすサリー絵。 本来コラージュする意味を持ち大胆で自由でいて、物語の見えてくる造形力のある作品自分のイメージや物語を古い枠にとらわれることなく大胆率直に表現できる造形力。自分の作品に『音楽』が在る事が豊かさを生むリアルを感じる。デジタルや便利さPCから聴く音や絵が普及する日常の中でサリーは近年更に『暖かさ』『手触り感』を大切に感じている。



 ○石川真衣 ISHIKAWA Mai

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版画、リトグラフ 
多摩美術大学大学院絵画専攻(版画)2年 在学中

「平和団幹部ロップイヤーのプリンスが真衣のペット。真衣はアンチエイジングスーパースターを夢見て版画を刷る。」



○riya

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切り絵作家 
1985年 アメリカ、シカゴ生まれ  
2008年 多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業 

切り絵の手法で、動物や人間、波、雲、炎、星などのアイコンを並べ、エコロジカルな視点を感じさせながら、どこか呪術的、民族的な作品を制作する。 原画での作家活動をベースに、雑誌イラストや映像作品、テキスタイルデザイン、バッグやファッション、コラボグッズのデザインなど、切り絵で幅広く活動中。 「絵は私にとって、どこから来たのか分からない歌や物語でもあります。」 




 ○山口菜摘 YAMAGUCHI Natsumi

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絵画作家(mixed media)、グラフィックデザイナー 
1980年 北海道札幌市出身 
2003年 多摩美術大学絵画学科版画専攻卒業 

絵画作家として活動の傍ら、グラフィクデザイナーとして企業等で勤務を経験。いわゆる「現代社会」の歯車になることで見えたものは大きい。 長年「大都市と人間/"Metropolis and human behavior"」をテーマに絵画を制作中。 個々の命が独立し孤立する中、脆くも暴走する人工的かつ即席的な時代現象を、素材と技法で追求している。現代社会に生きる人間の姿心を作業工程から視覚的に表現しようと挑む。 本展では音楽演奏でも参加 




 ○yuuco

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イラストレーター 
香川県生まれ 
大阪芸術大学工芸学科卒業 

大学卒業後イラストレーターとして活動。銅版画での制作にも取り組む。
 2012年4月より、芸術士としても活動している(http://geijyutsushi.archipelago.or.jp/) 
「花の種をまくように絵を描いて、いつかどこかで咲いた花を見てくれた人が笑顔になってくれたらうれしいです。 忙しい日常のなかで、目に入ったとき、ふわっと心が和むような、優しく心に届く絵を描いていきたいと思っています。」



 ○高橋まき子 TAKAHASHI Makiko

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ガラス作家 
1976年 神奈川県生まれ 
1998年 武蔵野美術大学短期大学部工芸デザイン科卒業 
2000年 東京ガラス工芸研究所卒業 
2010年 神奈川県相模原市にSTUDIO BAU GLASSを設立 http://bauglass.web.fc2.com/ 

「静寂の中に存在する優雅なモノ。それは同時に強い力を奥底に秘めています... そんな力を内包した作品をイメージして、古代ガラス技法(パート・ド・ヴェール)で制作しています。」



 ○細井澄子 HOSOI Sumiko 

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2006年 シカゴ美術館付属美術学校美術部絵画科卒業 
2009年 多摩美術大学大学院絵画専攻(油画)修了 
在シカゴ新日鉄主催美術コンクール 

買取 
Nippon steel USA Celebrates 13th Annual SAIC Student Art Exhibit 

「好きという気持ちを一本の筆に乗せられたら、見える世界がまた変わるのかな。」       





地図

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