exhibition

「conditioned air 調律された写真」

2011年6月25(土)〜2011年7月24日(日)
12:00〜19:00(金・土は20:00まで、火曜休場)

第10回目となるアキバタマビ21では、多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース出身の新進気鋭の写真家5名による展覧会「conditioned air 調律された写真」展を開催します。

参加作家
飯沼珠実   金瑞姫   佐藤紀行   土田祐介   古屋和臣


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「Lights」Mizuki Kin





この展覧会に参加しているアーティストは、わたしたちの時代の同じ空気を呼吸している。

それは21世紀都市の空気であり、その空気をとおして光がカメラのなかへ入ってくる。

定着された像が、呼吸をはじめる。色と影がふたたび、空間のなかへ滲み出してゆく。

 

"時の雰囲気" "時代の精神" という言い方は、写真が生まれた世紀と結びついているだろう。パリやベルリンを舞台に沸き起こった大衆社会を背景にして、スピリットを代弁するモードやスタイルが語られる時代、写真もその中核をになった表現だった。同じことが21世紀にも言えるかどうかとなると、意見は分かれるだろう。

時代に共通するようなエスプリやガイストはあるのだろうか。

仮にそうだとして、表現のみならず技術的にも多様化した写真のなかに、それはどのように姿を現すのだろうか。

 

放射能という、直接目には見えないものが日本の大気を覆い、世界中の空へと拡散している時代。誰しもが今日の空気について考えざるをえないという、異常が日常化した時代。

あらかじめ調整されてしまった空気、コンディションド・エアー。

だがそんな日常を成り立たせている条件を、写真は独自のやり方で再調整するのだ。

空気のなかへ溶け込んだ精神はきっと、それぞれの色と影をとおして現れてくるだろう。

今日の空気」 港千尋




■参加作家

飯沼珠実(写真作家、多摩美術大学大学院2008年修了)   

金瑞姫(東京芸術大学大学院在籍、多摩美術大学2009年卒業)

佐藤紀行(写真作家、多摩美術大 学大学院2010年修了)

土田祐介(多摩美術大学共通教育助手、多摩美術大学2005年卒業)

古屋和臣(多摩美術大学情報デザイン助手、多摩美術大学大学 院2004年修了)



■関連イベント

オープニングイベント:ギャラリーツアー&レセプションパーティー

2011625日(土)18:0020:00

 

トークショー:「写真表現の現在」

1--201173日(日)17:0019:00

     港千尋(写真家)・伊藤俊治(美術史家)・佐々木成明(映像作家)・勝又邦彦(美術家/写真家)、出展作家

 第2--2011724日(日)17:0019:00

     出展作家(司会:佐々木成明・勝又邦彦)

 

地図

・東京メトロ銀座線「末広町駅」4番出口より徒歩1分
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・JR「秋葉原駅」電気街口より徒歩8分