exhibition

せいめいのれきし

2011年4月23(土)〜2011年5月22日(日)
OPEN : 11:00〜13:00/14:00〜19:00
火曜日休館 

第8回目となるアキバタマビ21の展覧会は 07年多摩美術大学大学院彫刻専攻を修了した利部志穂(かがぶ・しほ)がキュレーション役となり、「せいめいのれきし」を感じさせる作家を選定するとともに、空間自体をつくりあげる展示を行います。

出品作家
利部志穂  若林勇人 荒川徹 横倉裕司 中谷みちこ 川西隆史 大室佑介 高内陽彩 井出賢嗣  野沢裕

santowamami.jpgのサムネール画像

 「サン・トワ・マミー」2011年(sculpture部分)利部志穂 撮影:若林勇人


「せいめいのれきし」

 

長い長い宇宙の成り立ちの時間。
何億、何兆という星の集まりである、銀河系と呼ばれる星雲のひとつである

太陽が生まれ、生命が始まってから。

日光によって、生命が誕生し、人へと変化してからの、とても短い時間。
歴史として人間を捉える。

自らの一生は長く、全てと、感じる一方で今までの宇宙の発生からの時間にとっては、一瞬に過ぎない。

遠くと近くの視点をもって世界を見る。

個人の物語では、留まることのない、その外側。

それぞれの作品によって向かうイメージやストーリーのその先へ

 

ここで展示する10人の作品(あるいは視点)は、一見して違う見た目や方法をしているのだけど、何か共通する、ある一定の緊迫感を持つ。それは、きっと、今ある美術とか、アートとか、そういった言葉の中でどう位置づけられるか。とか今いる人の幸せのためにとか。

そ ういう、即効性のあるものではないかもしれない。けれど、いつの時代にも、どんな状況でも、全てのものに共通する、存在や気配があると私は思う。それら は、もしかしたら人間の世界の、今ある言語ではたどり着けないかもしれない。だからこそ、誰にも寄らない、地上の全てのものを、全く包まない、と同時に包 んでくれる厚い包容力を感じる。

少なくとも私には、そういう存在が自分の生きている場所の同じ、地平線上にあると思うだけで、なんとか今日を起き上がる動機の一端として、作用してくれる。 彼らは、そんな感傷的な私の想いなんかとは、全く関係なく、熱く命を燃やし、それぞれの見えるものを、ただ、見えない要請に従って、追い続ける。

私もまた、そうありたいと、また、強く拒絶する日々をただ、見据えていく。目が瞑れてもかまわない、真理に触れることができるなら。初めて出会った時に感じた、好きとか嫌いとかわからないどうしたらいいのかわからない。どうにもならないような感動を。

ただ、静かに、強く、追い求める。
2011.04
利部志穂

 



■関連イベント

オープニングレセプション

2011423(土)18:00-20:00(無料)

ライブパフォーマンス

201157(土)17:00〜(無料)

シンポジウム「情動のスケール」

2011514(土)17:00-19:00(無料)

 パネリスト:荒川徹(司会)、沢山遼、石川卓磨

泣いたり震えたりする人間や動物の体の変化=〈情動〉を、感情をもたない人間以外のモノや自然のスケールに適用したときに見えてくる、人間と非人間のつながりを現代芸術から考えます。

 



地図

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