exhibition

What the f*** is happening in this Riv. 

行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

鈴木飛馬 平敷萌子 水上愛美 安原千夏

2018年4月28日(土)~6月3日(日)
12:00~19:00(金・土は20:00まで) 火曜日休場

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行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 これは約1000年前、鴨長明が当時の混乱の世について書いた「方丈記」の冒頭である。 遥かなる時を超えて、私たちはこの短な一文に目が止まった。 川に水は止まることなく流れ続けている。川には常に新しい水が流れる。 その川を眺める。川は器だ。1000年もの間、膨大な量の水がその川に流れた。時も流れ続けた。 同じ川を今眺めている。かつて流れた水は存在しえないが、未来にもきっと水は流れ続ける。時も流れ続ける。 川を眺めながら、昔と今と未来についてなんとなく想像する。 「今流れている水はさっきと違う」


出品作家]

鈴木飛馬 Hyuma SUZUKI

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1991年 東京都出身 
2017年 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業 
情報を遮断することでオリジナリティーを発生させる時代は終わった。遮断して偏食している暇はない。いろんな人の意見や哲学を肯定し吸収し、エゴを殺し、自分を大きくしていかないといけない。 他者が好きだ。他者のチョイスを受け入れることで自分一人では摂取できない情報が得られる。身内に色気を感じない。自分で一から作ってしまったものは身内アイテムなので、これだけに囲まれても私は嬉しくない。だから、オリエンタリズムのような魅力の生まれ方にも強い共感と関心がある。



平敷萌子 Moeko HESHIKI

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1992年 栃木県出身 
2017年 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業 
2018年 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程中退 
跳ね返らないバスケットボール、無気力なギターの弦、鳴らない鈴、失われたように見える本来の物質が持つ機能から、 モノ (object) にナラティブを託すことで、それらを超えた本質的なものと向き合える可能性を考える。 非現実的な性質をもつ詩や物語が、いかにして現実的に知覚できる役割として機能させることができるのか。モノ (object) を目の前に知覚したときにこそ「生きている」イメージや物語が広がっていく、その可能性を探求する。



水上愛美  Emi MIZUKAMI

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1992年 東京都出身 
2017年 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業 
2016年 『底流/large eddy』(トーキョーワンダーサイト渋谷/東京) 
2017年 『Always good, always funny, always heavy. always casual』(LOOP HOLE/東京) 
現実というものは、花や、ビールの缶ひとつとっても繊細に、綿密に仕立て上げられている。そして現在私たちが見ている風景とは別に大衆のなかに現れる共通の記憶の遺物というものも存在する。時代を揺るがした事象、鮮烈な映像、はたまた名画たち。それらの映像は繰り返し報道され、私たちの脳内に沈殿している。悲劇の方がより一層頭から離れない様に思う。ふと思い出してしまう記憶や、トラウマと呼ばれるようなもの、脳の認識、記憶、その仕組みに絵画でアクセスする。兎に角、シリアスなムードでラフに、より複雑に。できるだけ明るく。



安原千夏 Chinatsu YASUHARA

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1993年 千葉県出身 
2017年 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業 
2018年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻壁画第一研究室 在籍 
映像の不可視性についての興味から、映像の中の世界とこちらの世界をつなぐ「スクリーン」に着目した作品を制作する。投影されることが価値となるスクリーンの持つ既存の機能を内包し、ここではない何処かにつながる可能性に期待し、スクリーンのオブジェクトとしての側面を探求・提示する。 自身の作品がいわば「門」のような存在になることを理想とする。




イベント
トークショー 5月18日(金)17:00〜19:00 
安藤礼二 氏(多摩美術大学美術学部教授)をお迎えして、方丈記の冒頭の一節とその背景に関連して現代の情報社会をどう見ることができるのか、などのテーマでトークを予定しています。




地図

・東京メトロ銀座線「末広町駅」4番出口より徒歩1分
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